今後のWRC
前回の「WRC+」誌に広告が載っていた、この雑誌を、書店で見つけた。
ざっと目を通したが、やっぱり、この雑誌の言うとおり、グループA時代が、ファンにとって、心情的に、WRCにのめりこんだ時代だったのかもしれない。
店主が免許を取得し、ラリーに参加し始めた頃は、WRCの世界では、グループ4からグループBへの移行期。WRCで活躍していたのを見たからこそ、クルマをセリカにした。(所属チームでは、重いだの大きいだの言われ、戦力的に不利ではあったが…)
もちろん店主は国内の地方戦にしか出ていないが(ダートトライアルも出場していた)、店主の所属チームはWRC参加チームをサポートしていたし、国際ラリーを走るセリカの活躍は常に気にしていた。
まぁ、店主の過去は置いといて、WRCの話に戻すと、モンスター化し、事故が連発したグループBから、性能を落とすという判断は必須な中、グループBの年間200台だったものを、年間5000台の量産市販車に替え、改造範囲を絞ったカタチへ変化させれば、高い性能のベース車を量産できる日本車が台頭するのも必然。すぐにスピードはグループB時代と変わらないほどになり、高性能市販車が量産されてゆくことになった。95年の問題も、こうした日本車の活躍に、欧州勢がFIAを動かした噂もあるほどだ。
そして今、またまた、FFの市販車を四駆化するという具合に、特殊化してきたWRカー。やっぱり、市販車と近い状態だった、グループAのようなマシンが走るのが、盛り上がるんじゃないのかなぁ。(欧州でIRCが盛り上がってるのも、イベント開催や放映の仕方もあろうが、S2000というのが大きい気もする)
まぁ、各メーカーがどこまで対応するかにもよるけれど…。
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