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2008年5月21日 (水)

理想論かもしれないが

店主がミニの指導に復活した理由の一つが、脱落者を出したくないということ。

ココで言う脱落者とは、決して、スターティングメンバー、レギュラーメンバーになり損なうことや、トッププレイヤーになれないことを指すのではない。

そりゃモチロン、スポーツをするワケだから、各個人が、より上手くなって、強いチームが出来るに越したことは無い。(強いチームを作れれば、チーム員も更に上手くなってゆくし、何より、自信も付くというものだ)

そして、勝てるチームを育てるのが指導者の役割だろうが、過去にも言及したが、中学や高校で化ける子もいるし、ソコから始める子すらいるワケだから、小学生の内から、AチームだBチームだと分けてしまうのには、店主には抵抗がある。

地区で勝ち残り、全国制覇を目指すチームは、そんなコト言ってちゃぁ、勝ち残れないかもしれないが、元来、ミニの指導方針にも、「全員バスケ」とある。

週の内、5日も6日も練習できるチームはイザ知らず、週2、3回練習するチームの場合、限られた時間の中で、チラと、ソノ子のプレイを見ただけでチーム分けし、2軍チームになった子には、声すら掛けないなんてことは、小学生では、あってはならないというのが店主の考えではあるが、現実問題、2チームに分けるに足らない人数の場合で、練習すら締め出すコトも、過去には頻繁にあったし、現在でもあると聞く。(モチロン、2軍チームになったことから発奮し、頑張る子もいることだろうから、頑張った子を、1軍に上げるシステムならば、何の問題も無い)

ところが、そんなチームばかりではないようだ。分けてしまったら、卒業まで固定される。(メンタル面でのおとなしい子というのは、チョットしたアドバイスでコロッと変わるモノだし、何かのきっかけで、急に吹っ切れたように変わるものだが、そういったことに目を向けない指導者も多くいたように思う。個別に指導してる時間的余裕が無かったのかもしれないが…)

しかし、ソレは、指導者自らの指導力不足を公開してるようなものだ。(店主自らのことも含め、自戒の念も含めてそう思う) 選りすぐりの選手だけ集めたチームなら、誰が指導しても、ソコソコ強いに決まってる。(高校以上にもなれば別だが、なんつったって、小学校中学年は基礎を覚える年代だもんね。考えるバスケをさせるにしても、考える方向くらいは導いてやるべきだ。手取り足取りとは言わないが)

特に3年4年は、基礎中の基礎。この年代で、キッチリ指導が出来ていないと、上の学年へ進んだ時に、マズいコトになるから、店主の担当してるのは、最重要学年ということだ。(彼らは週二度、合計4、5時間は練習してるが、店主の指導は週一2時間だと、伝えたいことの半分も出来ないのが本音だが…)

だからこそ、対外試合のある5年6年の担当者が、<良い意味で>「ベストメンバーのチーム分けが出来ない」と思えるように、全員を育てられるよう、店主のように3年4年の担当者が、キッチリ指導を済ませておきたい。

この年代でキチンと出来ていないと、上記のように、5年6年になって試合に出して貰えない子が出来てしまうし、ソレは店主の指導不足を世に公開することだけでなく、その本人の中学、高校へと繋がるバスケ人生の面でも、大きく狂いが生じる。中学や高校で「化ける子」もいるのに、その道を閉ざすことになりかねないからだ。この子達が自発的に、

「今、ホンキにならなきゃ」

と思えたなら、成功かもしれない。(だからこそ、また、ある程度の基礎を覚えるためにも、遅くとも4年生の今くらいから始めて欲しい)

確かに、低学年であっても、バスケセンスのある子というのは存在するが、一般的に、3年4年あたりなら、体力的にも運動神経的にも、ほぼ横並びで、努力次第でどうとでもなると思う。(「この子は運動神経が…」とか「ヤル気がみられない」とか切り捨てるのは、指導者の怠慢だと思う。週一の2時間程度の指導では時間が足らないが…)

何より、店主にそれだけの指導力があるなら良いのだけど…。(^^;; 優れた経歴を持つ、そうそうたる顔ぶれのコーチ陣の中、ただ、年齢から、経歴が永いだけで、大した戦歴も持ってない店主だからね。

将来、プロや実業団として活躍できるのは、ごく僅かなので、高校までなのか大学でなのか、途中のどこかで、バッシュを脱ぐことになるのだろうが、出来ることなら、バスケに関わった全ての子たちが、「バスケが好き」「バスケを経験して良かった」と、年老いてからも言える、そんな子に、登録された全員を育てたいと思っているのは甘ちゃんなのかなぁ。(何だか、土日に限られた指導員資格や審判員資格もそうだけど、こうした子供の選別でも、宝を山に埋もれさせてるのは、そのシステムにあるような気がするのだが…)

実際、コレをホンキでフォローすると、登録した子が全て選手になることになり、1チーム15人という制限がある中、チーム数も増えることから、指導員数も、もっと必要になるもんね。

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コメント

少しだけ。
昔は少しでも多くの練習を積み重ねたいと思っていました。シェービングなんかも完璧にやらせていました。でも、それだけではトラベリングはなくならないことに気がつき、いつの間にか中学ではシェービングはやらなくなりました。そんなことの繰り返しでしたが、今もミニの練習ではこうしたことを一通りできるまでは練習しているようです。
今は、一人でも多くの子供たちに参加して欲しいという気持ちです。うまくても下手でもいい。やる気がなく、いやいやでもいい。(笑)
バスケ道の入り口で躊躇している子供がいたら、ポンと背中を押してあげたい、そんな気持ちです。勝つためにはどんどん厳しい練習となっていくでしょう。その道程で振り落とすのではなく、居場所を作ってあげるのも大切なことだと感じます。
但しSJさんご指摘のように常に細心の注意をもってケアしてあげる必要はあります。
途中でやめた子供も何人かいましたが、中学の大会で顔を見かけると何ともうれしい気持ちになりました。
今の指導法も何年か掛けてそうなったのでしょう。そしてそうなった理由もあると思います。限られた時間でも笛の音に合わせて右や左に反応する子供たち。その時間を大切にしてあげてください。

投稿: 地底人 | 2008年5月23日 (金) 13:53

長年の歴史の中で、きっと、多くの指導者の方の様々な思いや、紆余曲折もあって今のスタイルがあるのだと思います。現在の指導者の方も含め、単に切り捨てたのではなく、断腸の思いだったと信じたいです。ただ、タイトルに書いたように、理想論かもしれませんが、バスケに関わった子供たちがオトナになっても、バスケの試合を観に来たり、過去に経験したことを誇りに思えるようになってくれたら嬉しいですね。レギュラーに成れなかったにしても。

投稿: SJ | 2008年5月23日 (金) 14:59

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