ほとんど閉ざされた道?
今後、どのスポーツも、後進の指導は、「公認」ライセンスを必要としてゆくようだ。モチロン、その方向性は正しいと思うし、昨今の問題の一部を解消することが出来ると思う。
ただ、その認定方法には、前向きな姿勢と、人間性、そして技術といった、指導者に必要な要素だけでなく、ソレ以外のファクターも必要のようだ。
例えば店主。仕事の関係で、土日祭日に、こういう講習会や試験を組まれると、頭から無理。参加することすら出来ない。販売業以外でも、土日に参加できない人っていうのは、かなりの数がいると思うが…。
確かに、指導実技の採点で、その対象となる選手を必要とし、その選手を、土日以外に確保することが出来ないというコトがあるし、実際の試合と言うのは、往々にして土日に行われる。従って、その試合に参加できない仕事を持つ者は、指導者の資格をとる必要が無いといった感覚なのだろう。世の中、土日休みの、娑婆の仕事向けにつくられてるからね。
ただ、例えば、小中高校生などを指導する場合、平常の練習時というのは、彼らの放課後、だいたい、4時頃から7時頃と思われるが、平日のこの時間の彼らの練習を、いつも見に行ってケアできるような仕事って、どんな職業なのだろうか?
というか、指導実技って、「選手の確保で土日」というが、こういう時を利用できないのだろうか?土日なのは、単に、実技試験を見たり、講義の担当をする者や協会、連盟の都合なのだろうか?
学校の先生がヒマなワケはなく、ほとんど気の抜けない忙しいお仕事だ。特に最近はね。会社員の場合、この子供の時間に合わせられるワケが無い。主婦も、丁度忙しくなる時間だ。自営業で、家族が仕事をこなしてくれていて、時間の余裕のある人か、仕事で現役をリタイアした歳の方、または、大学生かフリーターが、この対象になるのだろうか?店主の場合、偶然、定休日が練習日に重なる為、この日の練習だけ参加できるが、こうした形で、お手伝いしている人って、結構居るんじゃない?
まぁ、現段階では、「資格の無い者が、一切関われない」というほどまで、厳密ではないが、ゆくゆく、そういう方向へ進むと見られているようだ。果たして、現代ニッポンで、必要とされる数のコーチを育成することが出来るのだろうか?
この件に関する問題提起が為されないところを見ると、こういう考え方をする方がマイナーで、充分に回ってゆくということなのかも。
| 固定リンク
« カツゼツ | トップページ | 晴れて自由の身? »
コメント
欲深い人間社会では純粋な気持ちだけではやっては行けないのでしょうね 審判にしかりコーチの世界でも派閥はあるし いろいろな諸問題もホントに考えてんのかと思うことが沢山あり過ぎ!私はバスケも子供たちも大好きだし 子供たちにはもっとバスケの楽しさを知って欲しい・・・・問題多すぎ!!!
投稿: あめのちはれ | 2007年3月14日 (水) 01:19
より良くしたいとは思えども…。
まぁ、いずれにせよ、傘下団体なワケですから、
あまり多くを語らない方が、身のためかも。
投稿: SJ | 2007年3月14日 (水) 03:44
おっと^^:そうでした飲むとつい口が軽く・・・
投稿: あめのちはれ | 2007年3月14日 (水) 09:32
うん 読みなおしたら ホント ヤバイすみません SJさん削除して。ゴメンナサイ
投稿: あめのちはれ | 2007年3月14日 (水) 09:36
ヤバイところだけカットしておきました。
コノくらいなら、言っても良いでしょ。
まぁ、人間のやることですから、色々あるけど
関わる人が皆で意見を持ち寄り、より良くなればいいですね。
ホントは、ちゃんとホンネで論議を重ねなきゃダメなんですけどね。
教育問題と同じですからね。
投稿: SJ | 2007年3月15日 (木) 00:19