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2006年9月 2日 (土)

三度目の正直ならず

セミファイナルの重要な一戦。アメリカは…。

セミファイナル第一試合。注目のカード、アメリカ対ギリシャ。

ディフェンスのギリシャに、ファストブレイクを狙うアメリカだが、両チームとも、慎重なスタートを切る。アメリカはペイントゾーンへ入れて貰えず、第1クォーターこそ、アンソニーの活躍で、3ゴール差で終えるが、アメリカらしさを出せないまま。ジェイムス、ウェイド、アンソニーは頑張ったが、その他の選手のフィールド、3ポイント、フリースロー共、シュート成功率の低さが目立った。

ギリシャは、ハーフコートいっぱいをワイドに、24秒タップリ使った攻め。交代も頻繁に行うが、誰が入っても、チーム戦略が徹底されていて、誰もがソレに応える。選手層の厚さを感じされるが、対するアメリカは、どうしてもキャラクターに直結した個人技の高さなのだが、「らしさ」を出せない中、ウェイドを中心として、「チームの為」を出そうとはする。

ギリシャの強さの一つには、まるでダンプカーのようなスコーツァニーティスを上手く使うパパルーカスの存在。まさに、コートでプレイする、もう一人のヘッドコーチだ。

そして、数点の差を詰めきることが出来ず、タイムアップ。ギリシャが、時間を使い切ったという感じだ。また、ギリシャのシュート精度の高さは驚きだった。ソレに対して、このゲームに限ってだが、アメリカの3ポイント、フリースローの精度の低さも、このゲームの勝敗を分けた。

デリケートなファウルジャッジに、アバウトなバイオレーションコールという、レフェリングも目立ったようにも思うが、どうしても勝たねばならないアメリカは、防災の日、自らの災難に備えが無かったようだ。

第二試合のスペイン対アルゼンチン。
試合開始と共に、アルゼンチンのペース。スペインのディフェンス、まるで傍観してるような甘さから、アルゼンチンの思うようにパスが廻る。と言うことは、フリーになるシューターが出来るワケで、点差が離れる。

逆にアルゼンチンのディフェンスはハードで、中に入れないスペイン。外から打っても、ガソル一人ではリバウンドも確保できない。

早めの時点でのタイムアウトで、ロドリゲスを中心として立て直したスペインは、11点の点差を、何とか6点差にまで戻して第1クォーターを終える。第2クォーターに入っても、アルゼンチンは強烈な精度の3ポイントを決めるが、ハードになったスペインディフェンスで、スチールも増え、ペースはスペインのものに。ただ、ナバーロの調子が上がらない。前半を終える頃には、40対38と、ほぼ振り出しに。

第3クォーターに入ると、前半、機能していなかったインのプレイを決めるアルゼンチン。リバウンドでヒメネスの肘がスコラの首に入ったトラブルで、ジャッジをめぐって、一触即発。肘の位置が、肩を超えたのが原因。一旦、審判が協議するが、結果に納得できなかったのか、アルゼンチンが乱れた間に、点差は6ポイントに。ファールトラブルにも繋がる危険すらあった。

第4クォーター、ノシオーニが頑張りを見せるが、チームのシュート精度が今一つ。ただ、ジノビリ、サンチェスが決めるところをシッカリ決める。

ヒートアップしたゲームは、大詰めになって、ジノビリ、ガソルなど、メインキャストの何人かに4ファウルと、ファウルアウトリーチのファウルトラブル。しかも、ガソルは足を痛め、ベンチへ。

残り時間22秒でのファウルで、同点。息詰まる、残り時間と両チームのかけ引き合戦。ファウル、フリースローを落とすコトを読んで、ジノビリのカットインに勝機を賭けたが、彼のプレイはディフェンスに遮られ、ノシオーニの3ポイントに振るが、コレが外れて、1点差でゲームセット。

どちらのゲームも、最高の試合、これぞ、バスケットボール。ギリシャとスペインの決戦は、3日に行われるが、ココまでのゲームを放映しないで、決勝のみ、深夜に放映する日本の放送局のセンスには、呆れる。

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