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2006年7月18日 (火)

商品の個性

今日、実店舗で、お財布をお求め頂いたお客様と、店主が革の話をしていると、 「同じ黒い革でも、こんなに違いがあるんですね」との感想を頂いた。Dsc00649c

革製品専門店だから、この程度のバリエーションを持ってる事が当然と思っていた店主としては、少々驚いたようだが、確かに、このお店のバリエーションは、牛革から特殊皮革まで揃ってるし、特殊な表情のないプレーンな革でも、そのソフトさの微妙な違いを何種類か見ることが出来る。

例えば、写真の手前4点は、それぞれ違う革。奥の2点は、表情がある革だが、同じ形で、同じ黒。パッと見は同じ形だし、黒いし、写真だけだと同じにしか見えなくても、触れるとその違いが判るし、それぞれの特徴がある。
形の違うのもあるよ。財布と名が付くシリーズの、革の種類だけでも40種程度はあるからね。

世間では、見るからに違う形とか、色とか、また、カタイ革1、2種、柔らかい革1、2種という具合のバリエーションで分かれてるだけなのかも。

というか、例えば「コードバンです」とか、コードバンの何たるかじゃなく、言葉で表示して終わってるところも散見する。「コードバンを置けば売れる」というのが丸見えだ。柔らかい革が好きな店主のお店では、コードバンはラインナップしていない。80年代に「型押しモノ」が流行ったが、何に何の型を押すかということではなく、「型押し」という言葉が雑誌媒体で先行した時もあったしね。

お店では、そのバリエーションを前にして、店主のクドイ、ウザい詳細説明が加わるから、好きな人には良いけど、適当で良い人には、気持ち悪いお店なんだろうね。(^^;;

世に溢れる革製品ブランドには、それぞれ、良い悪いではなく、個性がある。店主が感じてる個性は、「丸い」だの、「若い」だの、「堅い」だの、なんだか、それだけ聴いてると、ワインの評価みたいだが、結局、そんなものかもしれない。そのブランドが抱えるデザイナー、縫製職人には、どうしてもクセがあるから。その中で、ユーザーが、どんなものを好むのかだけだ と感じている。

そういう選び方をする人が、もっと増えてくれたら良いのにね。
ワインのように その時飲んじゃうモノと違って、数年から、その人によっては10年単位で使うものだから、難しいかもね。

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