中東を考える
相変わらず紛争の絶えない中東情勢だが、世界のガキ大将:米帝が、その混乱に油を注いだ形だ。
もともと、shiites派とsunna派の対立の中で、安定した親米政権を求め、「民主主義」を押し付けた結果が、イラクではshiitesが大勢を占めるようになり、米帝の思惑とはズレが出来、パレスチナ暫定自治区では、「民主主義選挙」で、ハマスが政権を獲った。イラン、イラク、シリア、レバノンと、shiitesの弧が出来た形だ。
今後、このエリアでの重要なのは、サウジのようだ。ここにshiitesが台頭すれば、世界の石油の大半をshiitesが握る形になる。
お騒がせなガキ大将は、この燃えやすい石油の中に、軍事力という「火」を投げ入れるのだろうか。
| 固定リンク
コメント