昨日は、雨の振り出す前に、廻れるだけ廻ろうと、まずは、根尾谷の薄墨桜へ。平野部や街の桜は散りつつある中、水銀灯のような話題ではあるが…。
平日だからか、意外に渋滞もなく、途中、クルマの合間に、何台かのバイクも見かけながら、スムーズに現地到着。昔に比べて、道も整備されちゃって、店主的には物足らないワインディングだったようだ。
バイク用の駐車スペースに停めると、名古屋、静岡ナンバーのツーリングのお兄さん方が…。店主がスカラベオを離れて坂を上り始めると、スカラベオの周りに集まり、なにやら談議を始めたので、チョット遠目からパチリ。スカラベオの隣のアメリカンは、別の誰かのらしい。明らかに趣味が違うもんね。
薄墨桜は、すでに何度も話題にし、リンクも張ったので、ご承知の事になるが、樹齢1500年とも言われる古木だ。
絶命寸前のところを、何とかもたせているので、枝の補強用の木材や、水、肥料なども含めて、担当行政の気の遣い方は半端じゃない。かなり距離を置いた柵がしてあって、すぐ傍に寄ることも、勿論、触ることも出来ない。経緯を知ると、補強材で囲まれた姿が痛々しい。 
こちらが、薄墨桜の現在の開花状況。 彼岸桜独特の色の薄い花を咲かせ、散り際が「薄墨色」になるのだが、
昨日は、まだ、満開状態。腫れ物に触るような体制をとって護っているからなのか、花自体は、元気に咲いているように見えた。
こちらは、周りにある、別の桜。色合いも違うし、まだ蕾もある。柵もないので、接写も可能だ。 
コレは、薄墨桜のことを書いた碑。
根尾も、根尾谷と呼ばれる根尾川沿いに、
細長く位置する部落なので、里山というには、 奥まったところかもしれないが、古きよき日の日本の原風景のような風情を持っている。このあたりも、写真を撮りだしたらキリが無いので、今回はこれだけ。
午前中も、団体客ですこし込み合ったようだが、午後になってきて、再び人も出始めたので、根尾を引き上げ、店主の義母さんの住む谷汲へ。ココには、なっちゃんが待っている。
谷汲へ行ったので、西国33箇所の満願札所でもある、谷汲山華厳寺の山門もパチリ。
この山門から寺までの参道も、この近くでは、桜の名所だ。横倉寺も寄りたかったが、町内理事会の予定があり、時間的に無理だったので、次回ということに。
薄墨桜に限らず、どんな観光名所でも、地元の者にとっては、久しぶりということは多い。近くにあると、「いつでも行ける」という意識が働くようだ。特に、薄墨街道は、この時期、大渋滞なのを知っている為(特に土日)、地元民は寄り付かなかったりする。裏道があるんだけどね。(^^;;
義母さん、なっちゃんに会えたし、十数年振りの薄墨桜を見て、昨日は充実した休日だったかな? 帰りに幸楽苑でラーメンを食べたのも良かった? (^^ゞ
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