アスファルトとコンクリート
金曜日の記事の出所の日経サイエンス3月号から、もう一つの話題。
道路舗装に使われるものはアスファルトが中心で、コンクリートと砂利道という順に続く。
コンクリートは、土と砕石を締め固めた路床に、鉄筋で繋げたコンクリートを打ち込むもので、路面からの圧力を均等に広く浅く伝えるものらしい。
それに比べ、アスファルトは、95%の砕石に、5%の液体アスファルトを混ぜ、表層部になるほど細かい砕石を使って固めるということだ。路面からの荷重は、その部分が撓んで、路床深くに伝えるらしい。
昨今、路面の排水の為か、透水性のアスファルト舗装をしている道路が増えてきた。国道21号も、部分的に使われている。駐車場などから使われ始めたらしいが、前走車のタイヤから水の跳ね上がりがないことで、我らライダーとしては、雨上がりの走行時に、跳ね上げがないことは、タイヘン歓迎すべきことだから、どんどんやって欲しいものだ。
ただ、この工法は、深い路盤が必要で、コストが嵩むのがネックらしい。
ちなみに、歴史上、道路に使われたアスファルトは、紀元前600年のバビロニアの記録が一番古いそうだ。すごいね。
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