アンティーク
ウェブ店では扱わない実店舗だけにある商品の、今日のご紹介は、アンティーク時計。
海外で見つけてきたモノから、現在、店にあるものを挙げると、この2本。手前側は、ダイヤルにブランド記載は無いが、内部機械にRolexの文字が。銀のクッションケースや、その他特徴から、20年代のモデルと思われる。
当時は、百貨店などのオーダーで、上客用にネーム無しのものを造っていたらしいから、そういったものの一つであろうと思われる。
機械は完全な調子だ。文字盤が妙に綺麗なので、クリーニングをしてあるかも。ベルトは、お話にならなかったので、イタリアMorellatoのもので合うものがあったので交換。
アンティーク時計店オーナーなどが、譲って欲しいと問い合わせてくるが、そういう流通ルートに乗せたくは無いので、本当に愛してもらえる人に、お譲りしたいと思っている。
| 固定リンク
« 雪上の決戦 | トップページ | 冷戦の残したもの »
コメント
こんばんは。はじめて書込致します。プロの仕事をしておられるなぁと言う気がしました。
「愛している人に譲りたい」。将に、ご商売の本道のようなものを感じました。
村上ファンドが、松坂屋さんに吐き捨てた暴言とは対称的的ですね。篤実なご商売こそが実を結ぶものと信じております。佳き人に渡ると良いですね。(微笑)
投稿: 航 | 2006年2月 4日 (土) 02:58
まぁ、こんなこと言ってるから、儲かんないのかも。(^^ゞ
どっちかというと、ワタシ、商売人というより職人肌なので。
全てのモノにおいて、造り手の思いを伝えることが大事と思います。
投稿: SJ | 2006年2月 4日 (土) 13:58