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2006年1月 8日 (日)

認知度

ウチの店は、まだまだ、認知度が足らないと実感した。パルコ時代からなら、岐阜で27年、パルコを出てから、今の店名にしてから9年でも だ。

もちろん、お得意様とは言わなくても、一度でもご利用頂いたお客様には判るのだが、いわゆるイチゲンさんのことだ。

置いてある"商品内容"と言うより、"アイテム"から、「雑貨屋さん」と見られることが多く、「雑貨屋さん」というイメージから、「ファンシー」だったり、「お子様向け」という決め付けをしてご来店になり、店に入ってから、そのギャップに驚かれることになる。

もちろん、上質なものを出来る限り安価に提供してる為、値札を見て、更に複雑になっているワケだ。

以前にも書いたが、田舎を自認する地域の為、「田舎にはマトモなものが無い」と、これまた決めてかかっていたり、「マトモなものや良いモノというのは、全国誌やメディアで露出されてるモノだけである」という認識の人が多い。購買するためのテーブルに上げるのは、見知ったものだけなのだ。新たな発見を求めてはいない。

宣伝をしないのは、宣伝費を商品に付加したくないからなのだが (宣伝費が払えない?)、ショーバイということを最重視するならば、今の様なやり方は止めにした方が良いのだろうが、やはり、良いモノにこだわりたいし、できる限り安価にご提供したい。東京や大阪などから、このホテルに宿泊で、ウチに寄られた方などは、「何で、ここでやってるの?」と言われるが、しがらみと言うものもあるからね。(^^ゞ  店主の認知技術、努力不足は素直に認めるが、まだまだしばらくの間は、この認知度との戦いになりそうだ。

不安材料が無いわけでもない。出生率の低下だ。今週1月9日号の日経ビジネスによると、「購買意欲旺盛年齢」は15歳から64歳。このゾーンが減ることは目に見えている。しかし、小売床面積は増加の一途だ。必然、近い将来、多くの店が淘汰をされてゆくことになるのだろうが、店主の店がその中に入らないことを祈るだけだ。

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