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2006年1月 3日 (火)

ニッポンの医療1

正月早々、カタイ話題だが、日経サイエンス2月号に、「創薬の新発想」(T.ケナキン)という論文の抜粋があって、興味深く読んだ。

細胞表面のGPCR(Gタンパク質共役型受容体)を薬剤のターゲットとする方法に、従来とは別視点で操作する方法があることが判ってきたようで、多種な病気に対する治療薬開発の可能性が見えてきたというものだ。

ここで、そのシステムや構造を述べると長くなるので、上記の本を読んでもらうとして、問題なのは、最先端の科学が、各種の治療方法や、新薬を開発しても、"厚生労働省"が、ソレを認可しないことには、日本国内で使われることがないということだ。

厚生省の問題は旧来から言われていて、医療に携わる人達からは、半分諦めに似たものを感じている。お上としては、収入と支出の関係を数字で判断するだけなので、国民には、年金や税金をたくさん払った上で、ポックリ逝って欲しいという意識しかないのだ。この基本姿勢が変わらない限り、先端の科学者の努力は、無駄なものになってしまう。

老人医療や、老健の問題も、後々書いてみたいと思うが、「老人だから仕方が無い」ということにして、治療可能な患者を切り捨てる姿勢を感じる。上からの規制によるものなのか、現場の人の問題なのか、現場の意識も、そういう風潮を感じる。最新医療で、アメリカの真似をするのは良いのだが、「医療システム」までマネをすることはないと思う。目の前の患者を見捨てられないのが、医師の本懐だと思うのだが…。

関係者は、厚生省に首根っこ捕まれてるから、ヘタなことは言えない。認可を取り消されちゃうからだ。ここに文句が言えるハズの国民が声を上げないと、お上の都合の良いようにされてしまうが、迎合主義の日本人には、難しい問題かもしれない。

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コメント

全く同感です。日本の医療制度はおかしいとおもいます。

投稿: | 2006年1月 3日 (火) 17:27

はじめましてですね。いらっしゃいませ。
特定の誰かのカネや保身ではなく、
患者の方を見た医療にして欲しいものです。
この手の話は、医療だけに限らないけれど、
医療は、人の命に関わる話だから、重要な問題だと思います。
笑い男のように、唖でつんぼの人間のふりをしようと考えられないし、
「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ」
と、草薙素子に言われても、ヤッパリ許せないものは許せないです。
こういうのが、大きい声になるといいんですけど…。

投稿: SJ | 2006年1月 3日 (火) 19:46

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